ストレスに負けない
こころを作る
皆さん、お元気ですか?
私は、こころの病を診る医師、鈴木康譯(すずきやすのぶ)です。
「湘南こころのクリニック」を平塚駅前に開業して、約16年。その間、たくさんの患者さまを診てきましたが、「いかに多くの人が、日々、ストレスに悩まされているかがよくわかった」というのが、正直な感想です。
今や、私たちはストレスフルな社会に生きていて、その結果、ストレスを原因とする病気も防ぎようがないところまで来ています。
例えば、職場のストレスで多いのは、過重労働つまり働き過ぎ、そして上司からのパワーハラスメント。それだけでなく、職場の異動で慣れない仕事につくことで、その環境に適応しきれず、こころの病を発症するケースが想像以上に多いことに愕然としました。やはり職場はストレスのたまり場であり、こころの病の温床でもあるんですね。もうひとつ、家族や家庭の場合でもストレスが原因になります。嫁姑の問題、夫婦の離婚問題などから発症することが多いようです。
そうした職場や家庭のストレスに負けないよう、こころの抵抗力をつけていくよう心がけるのが一つの対策です。でも、それができずに、心身の不調を感じるようであれば、当院の扉をたたいてみてください。解決への糸口を見つけましょう。