DSM5のうつ病{抑うつ障害}に関する分類法について
DSM5ではうつ病{うつ状態}はどのように分類されているのだろうか?
まず{うつ状態}を示す病気をまとめて 4 抑うつ障害群 Depressive Disorders {うつ病群} としており、その中に
重篤気分調節症 {子供で見られる気分の障害}
うつ病 Major Depressive Disorder {メジャーうつ病} 単一あるいは反復性
持続性抑うつ障害 Persistent Depressive Disorder {2年以上の慢性うつ病と気分変調症を合わせたもの}
月経前不快気分障害 Premenstrual Dysphoric Disorder
物質・医薬品誘発性抑うつ障害
他の特定される抑うつ障害
特定不能の抑うつ障害
なお病状の特徴を示す用語として、特定用語もうけられている。それらは
不安性の苦痛を伴う
混合性の特徴を伴う
メランコリアの特徴を伴う
非定型の特徴を伴う
精神病性の特徴を伴う
緊張病を伴う
周産期発症
季節性
また経過については
部分寛解
完全寛解{2か月以上の症状の消失}
重症度については、症状の数と機能障害の程度にもとずいて、記載する
軽度 中等度 重度