睡眠衛生指導について
睡眠の障害については不眠、過眠のほかに睡眠のリズムが乱れてくる睡眠覚醒リズムの障害がある。リズムの乱れの中で最も多いのが寝る時間が遅れ、起きる時間も遅れてくるタイプで睡眠相後退症候群と言われる。不規則な睡眠習慣が影響する場合が多い。
人の睡眠は起床してから16時間ぐらいたたないと眠くならないという仕組みがある。従って起きる時間が遅くなると必然的に寝る時間も遅れてくる。できるだけ望ましい時間に起きる習慣をつけ、日中の仮眠も30分以内にできればおさめ、1時間以上はとらないほうがいい。仮眠を多くとるとその分寝付きも悪くなるからである。
普段の注意としては日中適度な運動を心がけ、太陽の光を浴び、寝る5時間以内のカフェイン{コーヒー・紅茶類}は避けることである。また1時間前にはテレビ・ゲーム・スマホは止め、余分な事も考えない方がいい。楽しいことならいいが、いやなことは神経を刺激してしまうからである。
そもそもいやなことは常に考えない方がいい。ホリエモンの本を読んでいたら、{今ここ}のことだけに意識を集中させ、未来の不安や過去のいやなことは意識から遠ざけないと楽しい充実した生活は送れないということが書いてあった。なるほどなと思って読ませていただいた。