今「上野の森美術館」で「フェルメール展」が開かれている。

フェルメールは17世紀を代表する画家であるが、その作品が世に注目されるようになったのは19世紀になってからという。そのため彼の絵はわずか35点しか残されていない。そのうちの9点が今回勢ぞろいしたわけである。

「上野の森美術館」は上野にある他の美術館と比べると小ぶりであるが、落ち着いた雰囲気の中にたたずんでいる。今回の展示はかなりの人気であり、入場制限がされていた。そんなこととはつゆ知らず、私が朝9時に行ったところ、運が良かったのか、夕方5時以降の当日券しか残っていなかった。

料金はやや高めであったが、音声ガイドが無料であり、絵画の説明が記されたパンフレットもただで渡してくれた。ちなみに音声ガイドナビゲーターは石原さとみさんでした。

私が美術館にときどき足を運ぶようになったのはここ7~8年ぐらいである。世界的に有名な名画{それは世界遺産ともいえる}を少しでも見ておきたいという気持ちからである。

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