先日、日本精神神経科診療所協会より「障害年金の等級判定問題について」という資料が送付された。その中にアッと驚く事柄が載っていたので紹介したいと思う。

1  障害基礎年金の更新時、仮に前回と同じ診断書の内容だと2級所持者の4%が年金をもらえず、28%の人がもらえなくなる{可能性}がある。

2  また障害基礎年金1級所持者の場合では、18%が2級に下げられるあるいは年金はもらえず、28%の人がが2級に下げられる{可能性}があるという。

全く恐ろしい結果であるが、実際のところは今まで受給している方についてはかなりの配慮を行うということで決着したようである。

なお今後、書類を作成するに当たって次のようなことに気をつけてくださいとのことでした。

1  人格障害や神経症については原則として認定の対象にはならない

2  障害等級の目安に該当しないと受給はむずかしい

3  就労状態もポイントになり、支援を受けているか、就労生活の安定度も参考にされる

 

湘南こころのクリニック