第115回日本精神神経学会学術総会に参加して
今年の日本精神神経学会は新潟で行われた。
ちょうど2日前に震度6の地震があっただけに、行く直前{やめておこうか}とも思ったが{行ってみてから考えよう}と思い直し、上越新幹線に乗り込んだ。
新潟駅ではNGT48が写真で迎えてくれた。新潟ではメジャーなんだなと実感した。
前日の夜は{何か新潟の名物でも食べてみたい}と思い、駅構内にあるレストラン街を覗いているうちに、タレカツ丼が有名ということがわかり、そば屋に入って、ヘギソバとタレカツ丼を注文した。思ったより、適度な甘さのカツに舌鼓を打った。
講演会はいくつかの会場に分かれているが、次のようなことをメモしてきた。
1 限局性恐怖症では、現実暴露だけでなく、筆記暴露などのイメージ暴露も有効である
2 統合失調症の方の20%は抗精神病薬に抵抗性だが、このタイプのものはドーパミンの障害でなく、それ以外の神経系の障害{例えばグルタミンサン系とか}である可能性が高い。
3 難治性のうつ病の方には今後、r-TMSやケタミンなどが使われるようになるであろう
4 ALSとFTDは遺伝的相関性が高い
5 産業保健では、復帰時の異動について、GATB検査{職業適性検査}が有効である など