SDSがもう1つ出現
最近、WEBでの講演会が増えてきたので、聞く機会が増えている。
先月の講演会で、うつ病の臨床的なリカバリーについての話を聞く機会があった。
そこでSDSの話しが出てきた。
これは私が普段使っているSDSとは全く異なるもので、Sheehan Disability Scaleの頭文字をとったもので、SDSである。これは何かというとシーハンという人が作成したうつ病のための機能障害のスケールである。うつ病という病気は良くなっているように見えても潜在的な機能障害が認められることが多く、うつ病のリカバリーの観点から評価する必要があるのではないかということで作られている。
ちなみに一般的に使われているSDSはご存知の方が多いと思うけれども、Selfrating Depression Scaleの略でうつ病の心理テストでよく用いられているものである。Zungという人が作ったものが有名である。私はかなり使っているものだ。
略語やカタカナ文字は慣れてくれば大丈夫であるが、目新しいとそれが何か分からなかったり、下手に聞いて恥をかくこともあるので困ることがある。これは英語だけでなく日本語の場合も略語がオジさんにはわからなかったりすることがあるので・・・?となることがあり困ることがあるのと同じである。